《資格は意味なし!?》全く役に立たないは嘘。資格とのオススメの付き合い方を教えます。

  • 2019年6月20日
  • 2019年12月18日
  • THOUGHT
デザイナーの資格

近頃資格は意味なしという発言をよくききます。

この記事をご覧の方も、「資格をとったのに何も役立たなかった」「これから資格をとるのにモチベーションが上がらない」と思い、このサイトに辿り着かれたと思います。

そこで、今回はなぜ資格は意味がないと言われているのか?

また、意味があるとすればどのような意味があるのか?

資格とのオススメの付き合い方をお伝えします。

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意味がない資格と意味がある資格

デザイナーの資格

では昨今なぜ資格が意味がないと言われるのかについてですが、自動車免許や留学の際に必要なTOEFLについては多くの方が意味があると思っているかと思います。

実際その通りで、いきなり初心者が車を公道で走らせると危険ですし、また、海外留学に行くのに英語が全くできないと話になりません。

意味がない資格とは、このような資格ではなく、マイナンバー資格試験、個人情報保護士、インターネット検定、ITパスポート、マイクロソフトオフィススペシャリストなどが言われているようです。

営利目的の資格

薬事法管理者の資格を持つ人

意味のないといわれる多くは、営利目的に創設された資格たちです。

ぱっと見の名前はかっこいいのですが、内容は大したことないことが多いです。

私も健康食品の扱いに携わっていたので、薬事法管理者という資格に興味をもったことがあります。

薬事法管理者は健康食品を販売する時に薬のように「効果がある」と書いてはいけないなどの書き方に関する資格です。

薬事法管理者を取得しようとすると以下のようにお金がかかります。

とにかく値段が高くてびっくりしました。

 

資格試験20,000円
登録講習10,000円

 

しかも、それだけではありません。資格更新として毎年20,000円が請求されるのです。

とんでもない試験だなぁと思いました。

本来、誰でも薬事法に基づいたライティングはできるものですが、履歴書に書けるという意味ためのだけにこれだけのお金をとられるのです。

分野の成長が早いIT系の資格

また、分野の成長が早いIT系の資格も意味がないと言われています。

なぜ意味がないかというと、資格の内容がきっちり定まる時には、ソフトがもっと新しくなっていたり、別のソフトがスタンダードになっていたりするからです。

現に、IT分野で活躍する人で、IT系の資格をわざわざ勉強して取得したという人は少ないのではないかと思います。

資格とのおすすめの付き合い方

資格の勉強をする人

ではここからはおすすめの資格との付き合い方を紹介します。

資格は、毎年更新などのものは選ばず、一度取得すればOKなものにします。

そして、取得するなら出来るだけメジャーな資格を取得した方がいいでしょう。

資格受験者数のランキング

2019年の資格受験者数が多い順に資格を並べると以下のようになっています。

上から順に意味がある汎用性のある資格と考えればいいでしょう。

資格はあくまで資格

ただここで重要なことは、資格はあくまで資格でしかないということです。

ここにあるTOEICだったり、運転免許もそうですが、それだけでは実際に英語が話せる訳でもないですし、運転が完璧な訳ではありません。

資格は、あくまで資格で、それを極めても仕方がありません。

大事なのは本来の目的を見失わず、資格はあくまで自分の知識の漏れを確認するくらいの認識でいるということです。

資格は初対面の相手に自分を理解してもらうツール

名刺交換をする人

また、資格にはもう1つの役割として初対面の相手に自分を理解してもらうツールとしての働きがあることも知っておくと良いかと思います。

履歴書や名刺などに書いておくと、自分が何者なのかをすぐに相手に理解してもらうことができます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は資格について考えてみました。

資格試験にはビジネスとしての意味合いもあり、試験さえ作ってしまえばお金儲けができるため民間団体によってくだらない資格も乱立しています。

しかし、できるだけメジャーな意味のある資格を取得すれば、初対面の相手に自分を理解してもらうツールにもなりますし、勉強のモチベーションにもなります。

うまく資格に振り回されず、資格を利用してみてくださいね。