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高学歴ニートとは
テレビでは高学歴ニートの若者が、林先生や橋下弁護士と対談する番組が人気だったようです。
中には親に寄生していたり、引きこもっていた若者がいたようです。
しかし、私としては生きていけるお金があるならニートでも別にいいのでは?と思います。
私が高学歴をコンプレックスに感じた理由
高学歴に妬みの強い社会
とは言え、私は何かにつけて「高学歴なのに」や「勉強しかできない」という言葉を使われるのが非常に苦手です。
同番組も、ニートには高学歴も低学歴もいるので、高学歴だけ抽出する違和感を感じます。
差別されることがあまりにも多く、私は高学歴コンプレックスになってしまいました。
同級生が「テストできた?」みたいなことを聞かれ、「できた」と言えば自慢だと言われます。「できていない」と言えば嘘つきだと言われがちです。
「どうしてこんなところでアルバイトしたいの?」とか「勉強以外はできないの?」と言われがちです。
どんどんわからなくなってしまう本当の自分
そんな日々を過ごしていると、どんどん本当の自分がわからなくなってしまうのです。
いつも周りの目を気にして相手を怒らせないような回答をするからでしょうか。
世の中はギャップがある方が評価されるシステム
高学歴の人は何かにつけて「なんでもできる人」のようなイメージをもたれがちなのです。
そして、世の中はギャップがある人を評価するという残念な傾向もあります。
例えば「ビリギャル」という本や映画が流行りました。

タイトルからも分かる通り、学年1のビリが慶應大学に合格したというギャップを売りにしています。
確かにビリから有名大学に合格したことはすごいことです。
しかし、そもそも勉強ができた私とは価値が異なるようにとらえられるのです。
いまだに学歴主義の大手会社
会社員になってもつきまとってくる学歴
そして大学へ行き、就職しましたが、その後も学歴はついてまわります。
社内では、高学歴は給与の上がりや、昇進のスピードも違います。
早いという点ではありがたいことかもしれません。
しかし、大学で学んだことと企業で必要な能力は別物です。
高学歴だからと言って、仕事ができるとは限らない
当たり前ですが、高学歴だから仕事ができるとは限りません。
私の体感では、高卒で6年目の同僚の方ができるくらいに思いました。
そのため、高卒や高専卒といったいわゆる低学歴の人から反感をかい続けるのです。
会社員時代に気づいたこと
学歴によって、社員の間で溝ができることは確かなことだと思いました。
そして、逆に高学歴の人も学閥を形成してうまく利権を保っているように思いました。
●逆に学歴主義ではない会社では高学歴の人は採用されにくく、敬遠される。
学歴社会から抜けてニートへ
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そんなこんなで、低学歴の人からの反感と高学歴のポンコツ上司へのストレスがたまり、会社を退職しニートになりました。
給料も低く、低収入だったので、後悔はまったくありません。
古い会社特有の飲み会強要があり、精神的にまいってしまったというのも退職の理由の1つです。
現在はフリーランスとして働いている
ニート生活は貯蓄を切り崩す生活でしたが、私にとっては人生の大きな転換でした。
無職の時期を経て、私はもう会社員は懲り懲りだと思い、リモートワークを始めました。
そして今はフリーランスとして実力勝負の世界では働いています。
リモートワークがしたいけど、求人を調べてもプログラミングとかWEB関係ばっかり。どうしたら今の会社から逃れてリモートワー…
最後に
いかがでしたか?
今回は私が抱えている高学歴コンプレックスとそれが理由でニートになった理由をお伝えしました。
この記事を持って、高学歴ニートの善悪を伝えたいわけではありません。高学歴でも低学歴でもニートの底辺になりうるわけで、別にそんなに驚くことではないということです。
この記事が同じような悩みを持つ方の救いとなれば幸いです。